シンリョウ工法(小口径鋼管杭)

シンリョウパイル画像03シンリョウパイル画像04シンリョウ工法は、シンリョウグループ(株式会社新興・一輝株式会社)によって展開している工法で、株式会社新興によって開発され、平成27年7月2日に国土交通大臣の認定を取得した工法です。

シンリョウの由来は万国津梁の鐘(世界の架け橋)から取った言葉です。人と人を結ぶ架け橋「いつまでも仲良くいられますよーに!」と鐘をコンと叩きながら願う心をもち続けたいと思いシンリョウとしました。これは地盤と建物を結ぶ架け橋にも通ずるものではないかと願ったものです。そして長きに渡り小口径鋼管杭に携わり経験してきました。
様々な小口径鋼管杭工法が現在はびこる中、施工性、杭形状、低コスト、全てにおいて勝っていかなければなりません。その結果としてシンリョウ工法は、AP=DW2/4x100%を取得し杭軸部径を考慮しない杭形状を採用し高い支持力で低コストの実現にいたりました。

シンリョウ工法の特徴

環境の保持 施工現場にて環境に悪いセメント等は一切使用しません、
残土も発生しません。
低振動低騒音 回転貫入方式を採用、振動・騒音に敏感な隣家の住人にも対処できます。
幅広い支持層に対応 支持層の選定ができる。認定範囲として 砂層N値10~N値50
粘性土N値5~N値50 ※φ101.6~φ267.4 翼部径φ250~φ650
あらゆる現場状況に対応 AP=DW2/4x100%を実現。杭軸部径を考慮しない杭形状。
鋼管作成を一元化で管理 有効面積(先端部)100%取得により杭軸部径のサイズダウン設計を可能にし、低コストを実現します。

国土交通大臣認定工法

砂地盤(礫質地盤を含む) 支持地盤 粘土質地盤
標準貫入試験 試験方法 標準貫入試験
10N値50 先端N値 5N値50
φ101.6~φ267.4 鋼管の寸法 φ101.6~φ267.4
φ250~φ650 拡翼径の寸法 φ250~φ650
くい施工地盤面から130D 最大施工深さ くい施工地盤面から130D
延べ床面積の合計が
50,000m2以下の建物
適用する建築物の規模 延べ床面積の合計が
50,000m2以下の建物
TACP-0486 認定番号 TACP-0485
平成27年7月2日 取得年月日 平成27年7月2日

標準寸法およびN値の適用範囲

くい軸本体 翼部 N値適用範囲
径D
(mm)
厚さT
(mm)
翼部が取り付けられる
部分の厚さ t1(mm)
翼部径
Dw(mm)
板厚
t2(mm)
砂質地盤
(礫質を含む)
粘土質地盤
 
101.6 4.2 4.2 250 12 10N値25 5N値25
300 12 10N値20 5N値20
114.3 4.5以上 4.5、6.0 300 12 10N値25 5N値25
350 12 10N値15 5N値15
6.0 350 12 10N値19 5N値19
139.8 4.5以上 6.0以上 350 16 10N値35 5N値35
400 16 10N値25 5N値25
165.2 5.0以上 7.1 400 25 10N値50 5N値50
450 25 10N値35 5N値35
190.7 5.3以上 8.2 450 25 10N値50 5N値50
500 25 10N値35 5N値35
216.3 5.8以上 10.3以上 500 25 10N値50 5N値50
550 32 10N値50 5N値50
12.7 600 36 10N値50 5N値50
267.4 5.8以上 12.7以上 600 30 10N値50 5N値50
32 10N値50 5N値50
650 36 10N値50 5N値50
先端ピース図

本ぐいの打ち止め管理方法

①設計深度付近における管理トルク値の確認 打ち止め管理グラフ
設計深度付近に達した後は、回転貫入機の施工速度を低速にし、回転トルク値が管理トルク値以上であることを確認する。
②本ぐいの打ち止め
回転トルク値が管理トルク値を満足していることを確認した後、さらに1Dw貫入して打ち止めとする。1Dw貫入中に、回転貫入量が著しく減少して翼部厚さ以下となる恐れがある時、あるいは、回転トルクが管理トルク値以上であることを確認して、打ち止めすることができる。また、本ぐいの回転貫入中に、回転トルク値がくい材の短期ねじれ強さを越えないように管理する。
③その他
設計深度付近で回転トルク値が管理トルク値未満であっても、1回転当たりの貫入量が翼部厚さ未満となる場合は、回転貫入を中止し打ち止めとする。ただし、地盤調査結果から、明らかにくい先端が先端地盤に達していると判断できる場合に限る。

管理トルク値とは
設計深度付近において回転トルクがグラフに示す軸部径ごとの標準回転トルク以上であることを確認し、このトルク値と標準回転トルク値の平均値を管理トルク値とする。

 

フーチングの使用

杭芯間隔
 1D+1Dw以上(Dw=杭先端羽根部径)

へきあり
杭芯より1.25D以上
 (D=杭本体部径)

施工例

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施工画像01 施工画像02
施工画像03 施工画像04 施工画像05
        12m打設後の先端羽根形状
シンリョウパイル

尚、「地盤から決まる許容鉛直支持力の算出式」「材料から決まる長期鉛直許容支持力とねじり強さ」「基礎ぐいの構造方法」につきましては シンリョウパイルのカタログ に詳細がございます。

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